2025年6月、ヒップホップ界に激震が走りました。ラッパーのNENEが新曲『OWARI』をリリースし、その歌詞がきっかけで、アーティストのちゃんみなとの間にビーフ(対立)が勃発しました。
SNSでは「何があったの!?」「NENEとちゃんみなはどういう関係だったの?」と話題が沸騰中です。
今回の件、ただの言い合いじゃありません。
実はこの騒動、音楽業界の“根っこ”にも触れていて、リスナーとしても見逃せない展開になっているんです。
こちらの記事ではNENEとちゃんみなの間で何があったのか掘り下げていきます。
NENEとちゃんみなに何があった?何が発端?
どうやらNENEは、ちゃんみなとHANAがコラボした『Burning Flower』という楽曲に、自分のアイデアが使われたと感じているようです。
NENEのファンの中には、「曲を聴いた瞬間、NENEっぽいなって思った」
「あれ?これNENEのフローじゃない?」と感じた人も多く、ネット上では“オマージュか?パクリか?”という議論もあります。
HANAの新曲『Burning Flower』を聞いたNENEは新曲『OWARI』中で、
「電話しろよ、ちゃんみな」「クレジット入ってないじゃん?」という直接的なラインを放ちます。
さらに歌詞では、ちゃんみなだけでなくSKY-HIやHANAといった名前まで登場し、「私のアイデアを盗んだ人」「パクリ」など、かなり強めのワードが続出しています。
このリリックが一気に拡散され、「これはディスでしょ…」とヒップホップファンを中心に騒動が拡大しました。
NENEが最も問題視したのは、自分の名前がクレジットに入っていなかったこと。これは音楽家にとっては一大事で、「リスペクトがない」と感じてもおかしくない場面です。
ちゃんみな側の反応は?
「暇じゃないからアンサーは出さない」
ちゃんみな本人はこの件についてインスタライブで触れました。
「アンサー曲は出さない。暇じゃないから」というスタンスを見せ、あくまでもこの騒動には巻き込まれたくない様子です。
電話番号も知らず、会ったのも1回くらいしかないという発言から、実際にはそこまで親しい関係でもなかったようです。
つまり、ビーフというより「距離感のある同業者」というのが本当の関係性だったのかもしれません。
日本では珍しい、女性同士のビーフが注目されるワケ
ヒップホップシーンではディス→アンサーの流れが定番ですが、女性アーティスト同士の公開ビーフは日本ではかなり珍しいケース。
それゆえに、「これは本気のぶつかり合いなのか?」「話題作り?」といったさまざまな声が飛び交っています。
SNSでは「ちゃんみな、NENEに謝るべきでは?」「NENEはシーン全体のことを考えて行動してる」など、両者への意見が真っ二つに割れているのも印象的です。
正直な感想
どっちが悪いとは言えないけど…個人的には、今回の件って“どっちが正義”みたいに決めることじゃないと思ってます。
NENEがずっと我慢してきたことが限界を超えて、ついにリリースという形で爆発したのかもしれない。
ちゃんみなの楽曲にヒップホップの要素を感じたとしても、それが「リスペクトを欠いた表現」なのか、ただの影響なのか、その線引きは本当に難しい。
ただ1つ言えるのは、この出来事が日本のヒップホップシーンを前進させるきっかけになるかもしれないということ。
タブーだった女性同士のバトルも、議論の場に出せるようになってきたのは、大きな変化です。
最後に:今後の展開に注目
今のところちゃんみなはアンサーを出す気配はありませんが、これで終わりとは思えないのがヒップホップの面白いところ。
もしかしたら、SKY-HIやHANAの動きが今後あるかもしれないし、NENEが次の楽曲でさらに真相に迫るかもしれません。
続報に期待しつつ、今回のビーフがただの喧嘩で終わらず、アーティスト同士が「表現の場」で意見を交わす文化として広がっていってほしいなと思います。
気になる人は、ぜひ『OWARI』と『Burning Flower』を聴き比べてみてください。
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