平塚学園・山口禅(やまぐち ぜん)選手は、野球ファンの間でじわじわと注目を集めている高校2年生投手です。
2025年夏の神奈川大会で見せたあの横浜高校戦での好投は、彼の名を一気に広めるきっかけになりました。
この記事ではそんな山口禅投手の成績・プレースタイル・出身・将来性まで徹底的に解説していきます。
彼がなぜ注目されているのか?来年のドラフトに関わるのか?気になる方はぜひ最後までお読みください。
◆ 山口禅ってどんな選手?プロフィールと実績をチェック!
- 名前:山口 禅(やまぐち ぜん)
- 学校:平塚学園高校(神奈川県)
- 学年:高校2年生(2025年現在)
- ポジション:投手(右投右打)
- 身長:171cm / 体重:62kg
- 背番号:10
- 所属歴:戸塚リトルシニア(中学時代)
2025年現在、平塚学園の2年生としてマウンドに立つ山口禅投手。
公式戦の成績では防御率3.375、奪三振5、被本塁打0と、安定した投球を見せています。
与四球が0という点も非常に評価が高く、制球力に優れていることが分かります。
また、注目すべきは高1秋に最速144km/hを記録したという事。
これは高校2年生としては十分すぎる数字で、まだ身体が出来上がっていない段階でこの球速というのは、今後の成長に大きな期待が持てますね。
◆ 山口禅が横浜高校戦で見せた登板
2025年夏、神奈川県大会の準々決勝で山口禅投手が脚光を浴びました。
相手は名門・横浜高校。劣勢の展開の中、7回途中から2番手でマウンドに上がり、冷静なピッチングで流れを引き戻しました。
この試合は、結果的には横浜の主将・阿部葉太選手の逆転サヨナラ打によって惜敗となりましたが、山口投手のマウンドさばきや精神力の強さが際立った内容でした。
この経験は、彼にとって今後大きな財産になることは間違いありません。
◆山口禅の投球スタイルと球種の魅力
山口禅投手の魅力は、速球だけでなく、変化球とのコンビネーションにもあります。
彼のピッチングスタイルは「組み立て型」。
いわゆるパワーでねじ伏せるタイプではなく、頭脳的に打者と勝負する投手です。
同じ球種でも微妙な変化を加える技術を持っているようです。
得意球種としては以下が挙げられます:
- ストレート(最速144km/h)
- スライダー(横変化と縦変化の投げ分けあり)
- カーブ
- フォーク(落差にバリエーションあり)
このように多彩な球種を駆使できるのは、指先の感覚だけでなく、捕手との信頼関係や打者の特徴を読む力があるからこそ。
◆ 山口禅の出身中学・シニア時代も注目
中学時代は戸塚リトルシニアに所属し、リトルシニア全国選抜大会や日本選手権にも出場しています。ここでの経験が、今の冷静なマウンドさばきにつながっているのかもしれません。
神奈川県内の出身とみられており、地元でも「将来有望な投手」として話題になっています。
こうした中学~高校と一貫して高レベルの舞台で経験を積んでいる選手は、精神的にも強くなります。
山口禅はドラフト注目度は「C」だが、伸びしろは無限大!
2025年現在、ドラフト注目度としては「C」評価とされていますが、これはあくまでも現時点での話です。
まだ高校2年生ということを考えれば、これから秋大会・来年の春夏と結果を残していけば、評価は大きく変わるでしょう。
実際に2024年秋で144km/hを出した投手が、さらに1年成長すれば、さらなる記録を出す可能性もあります。
そして何より、試合での落ち着きとピッチングを見る限り、プロのスカウトも放っておくはずがありません。
正直に言って、横浜高校戦を見たとき「この子、絶対伸びるな」と感じました。
2年生にしてあの落ち着きはすごいです。
しかも、まだまだ身体が細く見えるので、トレーニング次第では球速も球威もグッと伸びるはず。
あの試合をきっかけに、彼の名前が広がっていくと確信しました。
◆まとめ
- 山口禅は平塚学園高校2年の右腕投手
- 最速144km/h、無四球など安定した制球力
- 横浜高校戦で好投し、一躍注目の的に
- 戸塚リトルシニア出身で全国経験もあり
- 投球スタイルは頭脳派、変化球の質が高い
- まだ2年生、今後の伸びしろが非常に大きい
2025年夏、神奈川の野球ファンの間で静かに名を広げつつある「平塚学園・山口禅選手」。
この記事を読んで彼の存在を知った方も、これからの試合でぜひ注目してみてください。
2026年には、彼がチームのエースとして神奈川大会を制覇する姿が見られるかもしれません。
そしてその先には、プロの世界でも活躍する日がくるかもしれませんね。
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