【体験談】子供に怒ってしまった後の後悔と自己嫌悪|母親失格だと思うときの心の整理法

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供に怒ってしまったあと「後悔と自己嫌悪」で苦しくなるあなたへ

子育てをしていると、思わず子供に怒ってしまったり、大きな声を出してしまうことがありますよね。

私自身も「子供に怒ってしまった…ひどいことを言ってしまった」と強く後悔し、自己嫌悪に押しつぶされそうになったことが何度も何度もあります。

「また怒鳴ってしまった」
「泣いてすがってくる子供を突き放してしまった」
「私なんて母親失格なんじゃないか」

こんなふうに思ってしまうのは、きっとあなただけではありません。

実は多くのお母さん・お父さんが同じ気持ちを抱えているんです。

怒ってしまうのは「子供を大事に思っている証拠」。

大切なのは、そのあとどう気持ちを整え、子供と向き合うかです。

今回は、私自身の経験や気持ちの整理法、実際に役立った対処法をまとめていきます。

子供に怒ってしまったあと後悔や自己嫌悪に陥るのは「愛情がある証拠」

子供を怒ったあと、「なんであんな言い方しちゃったんだろう」と後悔し、自己嫌悪にかられる…。

でもそれは、子供のことを本気で大切に思っているからこそ出てくる気持ちなんです。

世間で見る「いつもニコニコしている理想のお母さん像」と比べてしまうと、余計に落ち込みますよね。

私も「普通に優しいお母さんになりたい」と何度も思いました。

自分以外すべてのお母さんが自分よりも優しく見えてきて自分と比べてまた落ち込みます。

抑えられない怒りと子供に申し訳ない気持ちと入り混じってどうしようもない日もあります。

でも現実は、みんな叱ったり怒ったりしながら子育てしているんです。

怒ること自体は悪ではなく、「この子を守りたい」「成長してほしい」という思いの裏返しなんですよね。

自分を「母親失格」なんて思わなくて大丈夫です。

外で子供に怒ってしまったときの周囲の視線がつらいときは?

外出先で子供が言うことを聞かないと、つい声を荒げてしまうことがありますよね。

私も子育て中、買い物中のとき何度も怒ってしまいました。

すると周りの人の冷たい視線が突き刺さり、「またやっちゃった…」と後悔のループ。

でも冷静に考えると、周りの人は一瞬見ているだけで、あなたのすべてを否定しているわけではありません。

中には「大変だな」「自分もそうだったな」と共感している人もたくさんいます。

私はそう思います。みんな怒りたくて怒っている訳ではないですよね。

なれるものなら優くていつもニコニコしているお母さんになりたいんです。

私は「見られている」と思うと余計にイライラしてしまうタイプでした。

だから「今はこの子と私だけの空間」と割り切って、周りを気にしすぎないようにしました。

すると少しだけ気持ちが楽になりましたよ。

子供に怒ってしまったあとの関わり方

怒ってしまったあとに大切なのは、「どうフォローするか」です。

子供はまだ感情の切り替えが上手ではありません。

でも、お母さんやお父さんに抱きしめられると驚くほど早く安心します。

怒った後に抱きしめると必ず子供が泣きだしますよね。安心してくれていると思います。

私が実践して効果があったのは、

  • 「さっきは大きな声出してごめんね」と素直に伝える
  • 子供を抱きしめて安心させる
  • 一緒に深呼吸して落ち着く
  • 子供が好きなことをして一緒に遊ぶ

これを続けていると、子供も「怒られたけど大丈夫」という安心感を持てるようになります。

謝る姿を見せるのも、子供にとって大切な学びになるんですよね。

普段から「ありがとう」もなるべく意識して言うようにしています。

子供へのイライラを減らすには「やめさせ方」を工夫する

怒鳴る代わりに、落ち着いて体を使って行動を止めるのも効果的です。

  • 腕をそっとつかんで「やめようね」
  • 服を着せながら「お着替えしようね」
  • おもちゃを片付けながら「片付けようね」
  • ダメなことをしたら「やりませんよ」「×ですよ」と腕を引いていきます
    だめな理由も言います。

子供の目を見て、落ち着いた声で伝えるだけで伝わり方が変わります。

しゃがんで子供と向き合います。

もちろん毎回うまくいくわけではないですが、「怒鳴る回数」は確実に減っていきました。

言い方も伝え方も大事です。

余裕が少しある時は言い方にも気を付けてみましょう。

私は毎回できているわけではないです。

当然できない日もあります。

みんなそうです。

怒らなくなったらそれは子供に無関心ということだと思います。

子どもに怒ったあと、後悔と自己嫌悪になるお母さんへ

自分を落ち着けるチェックリスト(私が今ままで自分に言い聞かせてきた言葉です)

気持ちの整理編

☐ 怒っちゃったあと、「私は本当にダメだ…ダメなお母さんだ」って思っちゃう
→ 大丈夫!怒るのは普通のこと。愛情がある証拠だよ。

☐ 怒った後、後悔で泣いちゃったり、自暴自棄になってしまう
→ 泣くのは心のデトックス。思いっきり泣いてOK!泣いたらすっきり

☐ 「もっと優しいお母さんだったら…違うお母さんのが幸せかも」って思ってしまう
→ 完璧じゃなくていいんだよ。今日の自分もちゃんと頑張ってる!毎日がんばってるよ。子供はお母さんが一番です。

☐ 「消えたい…」って思ってしまう
→ 一時的な気持ちだから、深呼吸して自分をぎゅっと抱きしめて。
逆に子供が居なくなったら悲しいでしょ?子供も悲しみます。お母さんが大好きです。

☐ 怒っちゃった理由、ちゃんと考えられた?
→ 原因がわかると次に活かせるよ。学びのチャンス!

子どもの気持ち編

☐ 子どもの悲しい顔が頭から離れない
→ 子どもは抱きしめてもらうとすぐ安心するよ。

☐ 子どもも不安や悲しい気持ちかも…って思える?
→ 小さい子はまだまだ未熟。私が守ってあげれば大丈夫。

☐ 子どものかわいい笑顔を見たい?
→ 思い出すだけで怒りも落ち着くよ。笑顔が本当は見たいよね?かわいいでしょ?

☐ 「ごめんね」と抱きしめられたら安心するって知ってる?
→ ぎゅっとするだけで関係はすぐ元通り!大丈夫!

自分を守る編

☐ 家事や仕事で疲れてない?
→ 疲れてるのは当たり前。まずは休んでOK!全然OK。好きな物食べよう!

☐ もしかしてワンオペ?
→ワンオペは大変だよね。がんばっていて偉いよ。気持ちに余裕がない日もあるよね。

☐ ちょっと立ち止まって子どもと向き合えそう?
→ 短い時間でも向き合うと気持ちがスッと落ち着くよ。

☐ 怒るのは悪いことばかりじゃないって思える?
→ 愛情や守りたい気持ちからくる自然な反応。自分を責めなくて大丈夫。

☐ 完璧なお母さんでなくても大丈夫だと思える?
→ 今日できたことを褒めてあげよう!完璧な人なんていないよ。怒って泣いて成長しよう。

☐ 誰かに話すと気持ちがラクになるって知ってる?
→ 話すだけでも心が軽くなるよ。1人じゃないからね。知り合いには言いにくい事もあるよね。
スレッズなどSNSでも投稿してみよう。共感してくれる人が必ずいるよ。

まとめ:怒ってしまうのは「子供を大切にしている証拠」

子供に怒ってしまったあと、後悔や自己嫌悪に襲われる気持ちはよく分かります。

私も完璧なお母さんではありません。

泣かせてしまうことも、怒鳴ってしまうこともあります。

ひどいことも言ったこともあります。

それでも、最後に「ごめんね」「大好きだよ」と伝えれば、子供はちゃんと受け止めてくれます。

大事なのは「怒らないこと」ではなく、「怒ってしまったあとにどうするか」。

あなたの愛情はちゃんと子供に伝わっています。

無理に完璧を目指さず、今日できた小さなことを自分で認めてあげてくださいね。

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