村竹ラシッド世界陸上へ|中学高校時代は?日本人初の12秒台を生んだ原点とは

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世界陸上出場を決めた村竹ラシッド選手ですが中学高校時代はどんな選手だったんだろう?

最近のニュースで名前を聞くけど、どこで力をつけてきたのか気になりますよね。

私自身、初めて彼の記録を見たとき「日本人でここまで速い人がいるの!?」と驚きました。

実は、そのスピードの裏には、中学からの地道な練習、高校での悔しい思い出、そしてインターハイ優勝の喜びが隠れているんです。

本記事では「中学高校時代を経てどうやって彼は強くなったのか」を、実際のエピソードを交えながら解説していきます。

村竹ラシッドの中学高校時代は?

村竹ラシッドは「才能」だけで勝ち取ったわけではなく、中学時代から徹底的な基礎練習、高校時代の悔しい敗北とインターハイ優勝の経験を通して成長してきました。

さらに周囲からの信頼、礼儀正しい性格も加わり、日本代表へとなりました。

村竹ラシッドの中学時代は?

村竹ラシッド選手の中学時代は、松戸市立第一中学校の陸上部で過ごしました。

村竹ラシッド選手は小学生の頃から足が速く、先生に「陸上をやらないか?」と勧められたことがきっかけで競技を始めたそうです。

最初は断っていたそうですが、気まぐれで挑戦したのが運命の分かれ道になりました。

中学では基礎体力をつける練習が中心でした。

・砂浜ダッシュ
・声を出しながらのラン
・限界まで追い込む走り込み

こうした「地味でハードな練習」を繰り返し、ただ速くなるだけでなく、礼儀や謙虚さも身に着けたと言われています。

先生や仲間からの信頼も厚く、まさに“人間力”を育てた時期だったのです。

私はこのエピソードを聞いたとき、「強い選手って技術だけじゃなくて、人間性も育てられているんだな」と感じました。

中学時代に基礎を徹底していたからこそ、その後の伸びにつながったのでしょう。

村竹ラシッドの高校時代は?

高校時代についてです。

村竹ラシッド選手は千葉県立松戸国際高校に進学しました。

ここで男子110mハードルの才能を大きく開花させます。

高校2年生での悔しい敗北

高校2年生の時、全国大会に出場しましたが結果は8位。

当時は「もっといける」と思っていただけに悔しさが残ったそうです。

しかし、この敗北が村竹ラシッド選手の大きな転機となり、さらに練習へ打ち込む原動力になりました。

高校3年生でのインターハイ初優勝

そして迎えた高校3年生の2019年。

全国高校総体(インターハイ)で男子110mハードルに出場し、14秒04の記録で見事優勝しました

この勝利が村竹ラシッド選手の名前を全国に広めました。

さらに同年には自己ベストを更新し、高校歴代3位となる13秒91をマーク

ここで「自分は世界でも戦えるかもしれない」という自信を持つようになったそうです。

高校時代のエピソードを振り返ると、“悔しさを力に変えるタイプ”だと強く感じます。

普通なら挫折して諦めてしまう場面でも、はむしろ「次は絶対勝つ」と前を向いた。

このメンタルが日本代表レベルになる選手の条件なのかもしれません。

村竹ラシッド|中学高校時代の記録まとめ

学年大会・出来事主な記録(110mH)
中学1年松戸市立第一中学校で陸上部に入部
中学2年千葉県大会などに出場約15秒台(推定)
中学3年地区大会で入賞約15秒台~14秒台後半(推定)
高校1年松戸国際高校に進学約14秒台後半~前半
高校2年全国大会(インターハイ)8位約14秒3〜14秒5
高校3年全国高校総体(インターハイ)優勝14秒04
高校3年その後の大会で自己ベスト更新13秒91(高校歴代3位)

表から見えてくる成長の流れ

表を見ても分かるように、村竹ラシッド選手は 高校3年で一気に記録を伸ばしています

中学では基礎固めに徹し、高校2年で全国大会8位と悔しい経験をしたことが大きな転機となり、その翌年にはインターハイで優勝しました。

さらに13秒91という高校歴代3位の快記録を残しています。

こうして見ると「努力はすぐに結果につながらなくても、確実に成長の土台になっている」ということがよく分かりますよね。

大学・世界陸上へ

高校卒業後は順天堂大学へ進学。

ここで身体が大きくなり、筋力が一気に向上しました。

大学3・4年時には技術とパワーがかみ合い、記録を一気に伸ばしていきました。

2024年パリ五輪では男子110mハードルで日本人初の決勝進出、堂々の5位入賞。

さらに2025年8月16日には「12秒92」を叩き出し、日本人初の12秒台を記録しました

これは世界11位タイ、アジア歴代2位という快挙です。

ここまでの道のりを振り返ると「中学・高校の基礎の積み重ねが、世界で戦える実力につながった」としか言えません。

派手さはなくても、誠実に努力を重ねる姿勢が実を結んだんだと思います。

これは陸上だけではなく、勉強や仕事、にも通じる教訓だと思います。

110メートルハードルの1秒とは?
・村竹ラシッド選手の日本記録12.92秒で計算すると、1秒あたり約8.52メートル
(110 ÷ 12.92 ≈ 8.52m)
つまり、「1秒」は約8.5メートル前後です。
もしもタイムを1秒縮めたい場合は8.5メートル分今よりも早く走らなければなりません。
タイムを縮めるのは本当に大変なことですね。

まとめ

村竹ラシッド選手の中学高校時代は「努力」と「謙虚さ」で築かれていました。

松戸一中で基礎を固め、松戸国際高校で全国の頂点を経験し、順天堂大で世界レベルに成長しました。

そして2024年パリ五輪、2025年の世界陸上へとつながっていきました。

ただ才能があるだけではなく努力する姿勢が本当にかっこいいと思います。

これからの世界大会でも、さらに上の順位を狙えるのではないでしょうか。

これからも世界で挑戦し続ける村竹ラシッド選手の活躍を、一緒に応援していきましょう!

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