サレ妻が占いジプシーから学んだ「離婚」と「再出発」へのリアルな記録

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これは数年前の私には想像もできなかった出来事です。

夫の浮気が疑われるようになり、でも決定的な証拠があるわけでもなく、胸の奥に不安だけが積もっていく…。

そんな中で、私は「サレ妻 占い 離婚 対策 不倫」という言葉を、ネットで検索しまくりました。

何が正しいのか分からず、とにかく未来を知りたくて、当たると評判の占い師を次々と探しては相談していました。

いわゆる「占いジプシー」状態だったと思います。

占いを信じるとか信じないとか、そんな冷静な判断はもうできませんでした。

サレ妻になってしまった自分の人生、離婚するのか?それともやり直せるのか?その答えを誰かに出してほしかった。

そう思って、今日もまた「サレ妻 占い 離婚 対策 不倫」と検索してしまうあなたの気持ち、痛いほどわかります。

この記事では、私自身が経験したリアルな体験をもとに、そしてそこからどうやって立ち上がろうとしたのかを綴っています。

誰の心に少しでも寄り添えたら、そしてほんのわずかでも「私だけじゃないんだ」と思ってもらえたらうれしいです。

「サレ妻」とは?そして占いにすがる理由

「サレ妻」とは、夫に不倫をされた妻のことを指します。

ショックや裏切りの感情に加え、今後の生活への不安から、占いに頼る方が増えているようです。

私も例外ではありませんでした。

夫の裏切りを知った後、今後どうなるのか、離婚すべきなのか…答えのない問いに押しつぶされそうで、何人もの占い師に相談しました。

あるサレ妻の体験談では「この人じゃないよ」「この人じゃなくてもいいんじゃない?」と占い師に言われ、それが気づきとなったとありました。

私も、何かきっかけが欲しかったのです。

私が陥った「占いジプシー」の闇

「占いジプシー」とは、複数の占い師を次々に渡り歩き、占いに依存してしまう状態のことです。

私もまさにその状態でした。

  • 同じ質問を何度も占う
  • 結果に納得できず、また別の占いへ
  • 当たらないと不安になり、さらに他の占いを試す

私は年末に夫から「離婚したい」と言われました。大みそかの12月31日ですよ?信じられません。

本当に混乱していました。

その時は不倫が確定していなかったし、「まさかあの人が浮気なんて」と信じられなかったのです。

でも、ネットで調べて出てきた「いきなり離婚を切り出す男性の9割は不倫している」という言葉。

当たっているではないですか?!

これを見ても「うちの人は1割の方かも…」と思っていた自分がいました。馬鹿ですよね。

その後、夫は1月3日家を出ていきました。

【信じていた人に裏切られた絶望】

うちの夫は浮気でお金を使うなら、ギャンブルの方がまだマシって言うような人で、お金も浮気に使うなんて想像すらできなかったんです。

年始には対面占いもできず、家にいながらできる電話占いやLINE占いにすがっていました。

あの頃の私は、本当に壊れかけていて、何をしていたかあまり記憶にありません。

子供の前では必死に平静を装っていました。

昼間は普通に接しているつもりでも、ふと「ママ、話聞いてる?」と何度も言われました。

子供たちには本当に悪いことをしましたね。楽しいはずの年始に「心ここにあらず」状態で。

占いにお金を使い続けた日々

今思えば、馬鹿みたいにお金を使いました。

未来はどうなる?離婚するの?そればかりを何度も占って…。

でも当時は、お金より心の平穏が欲しかったんです。

占いで「あなたは離婚しないよ」と言われ、それにすがるように安心していた私。

結局、今はまだ離婚はしていません。

占い師の言うとおり「自分から離婚を言わなければ成立しない」──これだけは当たっていたかもしれません。

一番つらかったのは、味方が誰もいなかったこと

私の母親は亡くなっています。父親は私が3歳の頃に離婚しているので会ってもいません。

そのため実家に頼ることもできず、唯一の身内の兄はなぜか中立なんです。

義姉も夫寄り(夫の母親も亡くなっています。義父は施設に入っていて頼れません)。

不倫は悪いことだ」と誰一人夫に怒ってくれない、言ってくれない環境に、心が崩れていきました。

「私が悪いの?」「なぜ誰も怒ってくれないの?」そんな疑問ばかりが頭をよぎり、「自分が悪いの?」と自分のことを責める日々でした。

子どもの寝顔を見ては涙し、「もう消えてしまいたい」「何のために自分が存在するのか?」とさえ思ったこともありました。

現実的な生活への影響

夫は生活費をギリギリしかくれず、急な出費──車検、子供の習い事、修学旅行の積み立てなど──に頭を抱えました。

義姉にも相談しましたが、「なぜすべてを夫が出さないといけないのか」と言われましたね。

すべて出してなんて一言もいっていません。

これでは足りないと言って生活にかかった費用を表にして見せても、義姉はその分私が働けばいいという態度でした。

しかも「夫の通帳、家に関する書類すべて渡せ」と義姉に言われました。

「は?」じゃないですか?「なんだこいつ?」と思いました。

それからは一度も義姉に連絡することもなく、こいつは敵だと認識しています。

パート代では足りず、心が安定していない為、睡眠もまともに取れない状態でなかなか前向きにもなれず。

子供には「ごめんね」と言いながら習い事を辞めてもらい、涙を飲んで節約しました。

子供に申し訳なくて、本当に心が痛みました。

占いで少しずつ見えてきた光

ある占いで「あなたの10年は波乱だった。でも、2025年7月から運気が上がる」と言われました。

私の人生これからです!

来年からは破壊と再生時期、旦那は2026年から崩壊の運気で、2027年には孤独になる──なんて言われて、正直少し救われた気がしました。

占いがすべてじゃない。

だけど、あのとき心を保つために必要だったのは事実です。

【まとめ:サレ妻 占い 離婚──そして、私のこれから】

サレ妻、占い、離婚 不倫。そんな言葉に振り回された日々。

でも今は、少しずつ前を向き始めています。

時間こそ最大の薬だった気がします。本当にこれです。1年以上かかりましたがすこーしだけ前向きになれています。

離婚は絶対しない!これが最大の復讐なんて思っていたりしましたが、離婚でもいいかもと思えたり。

夫との生活は今では考えられません。

一緒に暮らすのはもう無理ですね。

断捨離して家の中に空間が生まれ、心にもスペースができたような気がしています。

夫の物はかなり捨てました。めちゃくちゃスッキリです。

アロマを焚き、ダイエットに取り組み、「家族のため」から「自分のため」に、少しずつ意識を変えられるようになってきました。

あのとき占いに使ったお金は「無駄」だったかもしれません。

でも、心を保つための必要経費だったと、今では思えます。

もし今あなたが苦しい立場にいるなら──どうか自分を責めないで。

あなたは悪くない。誰かが怒ってくれなくても、私はあなたの味方です。

少しでも心を軽くするきっかけになれば嬉しいです。

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