SNSでよく見かける「ソーダポップ(Soda Pop)」という曲。
「これってどのK-POPグループの曲?」「本物のアイドルが歌ってるの?」と気になって検索した人も多いのではないでしょうか。
ソーダポップは実在のK-POPグループの楽曲ではなく、Netflix配信アニメ『KPOPデーモンハンターズ(KPop Demon Hunters)』に登場する架空のボーイズグループ『Saja Boys(サジャ・ボーイズ)』の劇中歌なんです。
この記事では、
- ソーダポップ(Soda Pop)を歌っているグループは誰なのか?
- サジャ・ボーイズの元ネタやモデルになったK-POPアイドルは誰なのか?
- どうして世界中で話題になっているのか?
をわかりやすく解説していきます。
ソーダポップ(Soda Pop) グループは誰?元ネタは?実在しない「Saja Boys(サジャ・ボーイズ)」
まず押さえておきたいのは、ソーダポップ(Soda Pop)を歌っているのは実在のグループではない、ということ。
(Soda Pop)は、2025年にNetflixで配信が始まったアニメ映画 『KPOPデーモンハンターズ(KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ)』 に登場する架空のK-POPボーイズグループ「Saja Boys」の楽曲です。
SNSやYouTubeで曲だけ先に知った人が「どこのグループ?」と勘違いして検索するのも無理ないくらい、クオリティが高いのがポイント。
特に歌やダンスの完成度が本物のK-POPと同レベルで、作詞作曲には韓国やアメリカの実力派クリエイターが関わっているため、アニメの枠を超えてヒットしているんです。
ソーダポップの元ネタは?韓国神話「サジャ」とK-POPの融合
サジャ・ボーイズの名前の元になっているのは、韓国の伝承に登場する「サジャ(저승사자)」です。
- 韓国語で「サジャ」は「死神」を意味し、死者の魂をあの世へ導く存在
- 一方で「獅子(ライオン)」の意味も持つ
つまり「命を奪う死神」と「強さの象徴ライオン」を掛け合わせたグループ名になっています。
アニメの中では、彼らは昼はK-POPアイドル、夜は悪魔として戦うという二重の顔を持っていて、その設定自体がすでにK-POP的なドラマ性を感じさせます。
サジャ・ボーイズのメンバーは誰?モデルになった実在アイドルまとめ
ここが一番気になるところですよね。
サジャ・ボーイズのメンバーはアニメキャラクターですが、ビジュアルや性格は実在のK-POPアイドルを参考に作られているんです。
ジヌ(Jinu)
- キャラモデル:RM(BTS)、チャ・ウヌ(ASTRO)、G-DRAGON(BIGBANG)、スホ(EXO)など
- 歌唱担当:Andrew Choi(アンドリュー・チェ)
韓国系アメリカ人シンガーソングライター。EXOやSHINeeへの楽曲提供で有名。
アビー(Abby)
- キャラモデル:Shownu(MONSTA X)、ミンホ(SHINee)
- 歌唱担当:Neckwav
2021年にデビューした韓国のシンガーソングライター/ラッパー。パワフルなラップが特徴。
ミステリー(Mystery)
- キャラモデル:ケビン(U-KISS)、ヒョンジェ(THE BOYZ)
- 歌唱担当:Kevin Woo(ケビン・ウー)
第2世代アイドルグループ U-KISS の元メインボーカル。透明感ある歌声で定評あり。
ロマンス(Romance)
- キャラモデル:ヨンジュン(TXT)、ジョシュア(SEVENTEEN)、ENHYPENメンバー
- 歌唱担当:samUIL Lee(サミュエル・リー)
K-POPプロデューサー。RIIZE、NCT DREAM、NOWZなどのアルバム制作にも参加。
ベイビー(Baby)
- キャラモデル:ジミン(BTS)、マーク(NCT)、IN(Stray Kids)
- 歌唱担当:Danny Chung(ダニー・チャン)
YG系 THE BLACKLABEL 所属の作詞作曲家。これまでBLACKPINKやBIGBANG関連の楽曲にも携わってきた実力派。
なぜソーダポップ(Soda Pop)が世界中でバズっている理由
ここで改めて、「どうしてアニメの曲なのにこんなに話題になっているの?」という疑問に触れてみます。
理由は大きく3つ。
- 完成度の高い音楽性
– 実際のK-POPヒットメーカーが関わっており、曲のクオリティが本物レベル。 - SNSで拡散しやすい中毒性
– 「Soda Pop」というタイトルやサビが耳に残りやすく、TikTokでダンスチャレンジ動画が増加。 - 実在アイドルを思わせるキャラ設定
– BTSやSEVENTEENファンが「このキャラ、〇〇に似てる!」とSNSで語り合うことでさらに拡散。
アニメを観ていない人でも「Soda Pop」という曲だけ知ってファンになるケースが多く、いまや架空グループなのにSpotifyやBillboardチャートにまで影響を与える存在になっています。
私自身、最初にソーダポップを聴いたとき「新しいK-POPグループのデビュー曲かな?」と思ったんですが、調べてみてビックリ。
まさかアニメ発の曲だったなんて…。
でもよく考えると、K-POPって音楽だけじゃなくストーリー性やビジュアル戦略も含めて楽しむ文化ですよね。
だからこそ、アニメという「究極に作り込める舞台」でK-POPを表現すると、実在グループ以上に“完璧”に仕上げられるのかもしれません。
実際、サジャ・ボーイズは「実在しないのに本当にいるみたい」とSNSで言われていて、ある意味でバーチャルアイドルの進化系だと感じました。
まとめ|ソーダポップは実在しないけど本物級の完成度!
- ソーダポップを歌っているのは実在のグループではなく、Netflixアニメ『KPOPデーモンハンターズ』に登場する架空のボーイズグループ「Saja Boys」
- 元ネタは韓国の「死神=サジャ」とK-POPトップアイドルの要素を融合したキャラ設定
- 楽曲は有名作曲家が関わっており、完成度はリアルのK-POPに匹敵
- TikTokやSNSでバズったことで、世界的な人気を獲得
でも、実在しないのにこれだけ人気になるというのは、K-POP文化の新しい広がり方を示している気がします。
これからもアニメ×K-POPのコラボは増えていくかもしれませんね。


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